人生構築 アルティメットねまりずむ

「これはないな」関わって感じた、ママ友の嫌われる行動と発言

親になってから「ちょっとこれはないな」と感じる保護者に何人か遭遇しました。そういう保護者さんは、やはり他の保護者さんからも避けられまくっています。どんな人がママ友間で煙たがられているのか。どんな行動が良くないと感じたのか、今回紹介していきたいと思います。

お金の話をするママ

お金にまつわる話をなんでもかんでも聞いて回るママがいました。 お金の話は個々の価値観で受け止め方が変わる「容姿」や「趣味」とは違い、誰が見ても優劣がはっきりとわかる話題です。

「このお家のメーカー〇〇だったよね?いくらで建てられるの?」

「〇〇くんのシューズって△△ブランドのだよね?いくらくらい?」

毎度こんな調子なので周りも「あー、出た出た」とアイコンタクトをしあうんですよね。

確かにお金についてはみんな興味がある。でもお金はマウンティングの種になる最たるもの。角が立たないわけがない。だからみんな公にしないことが多いのに、このママはいつも聞き続けていた。

家や土地の価格、旦那さんの収入を聞きたい衝動を抑えられていなかったし、「自分は聞かれても構わないから」というスタンスでした。たとえ自分がこう思っていても周りはそう思っていないことがほとんどです。

どうしても気になるのなら、ハウスメーカーの相場や職種の平均年収などをこっそりネットで調べるくらいにとどめたほうがいいです。お金の話をしていい風に展開していくことなんてなにもないです。

他人の話をする

その場にいない第三者の話をする「噂好きママ」もだんだんと孤立していきます。

こういう情報通がひとりいると、いろんな情報が自分のところにもやってきて最初は面白いんですけど、やっぱり第三者のことを話し合うのって気分が良くないんですよね。

その内容がたとえ悪口やネガティブな話じゃなかったとしても。毎度人の噂話で盛り上がるのはだんだんと居心地が悪くなった。

この経験から私自身、他人の話をしないようにしたし、あとは「噂好きママ」を警戒するようにもなった(笑)

家のことや習い事について聞かれても「どうせ人に話すんだろうな」という前提で話すようになったので、中身のない薄っぺらい話しかできていないような気がしています。まあでも仕方ないのかな。

噂好きママみたいに、他の保護者から警戒されるポジションに落ち着いてしまうと、部活や地域の活動で周りの協力を得たいときでも、誰も助けてくれなかったり、欲しい情報を誰も教えてくれなくなるんですよね。そのときになってようやく自分の孤立に気が付く。

保護者として、周りから「信頼」を失うことはとてもつらい。秘密にしてねと口止めされていないからといって、他人から聞いた話を他の人に話してはだめ。人の話で盛り上がる人間って正直格好悪い。

学歴や出身で決めてかかる人

「学歴コンプレックス」という言葉があるように、他の保護者の学歴を気にする人がわりと多くいると感じました。

そういう人は相手の学歴が上だとわかると、少し発言しただけで「知識をひけらかしている」「頭の悪い人を見下している」と受け取るみたいです。ちょっとびっくり。

また、「あのママは田舎出身だからね~」と出身でレッテルを貼る人もいました。 聞いたときは「えっ、田舎で何が悪いの?なんなら私も田舎だわ(笑)」と心の中で思いました。

それぞれ違った人生を送ってきた人たちが「たまたまそこで子育てをしている」という共通点だけでつながっているのが「保護者」。だから学歴や育ちや思考が違って当たり前。

むしろ保護者同士で関わっていると、私は人間関係に学歴なんて関係ないと感じることばかり。何が大切かって「人間性」。信頼、信用できる親御さんは学歴が高いわけではない。出身がどうのこうのも無意味。

「何の根拠もないくくり」に当てはめずにその人の人間性を見て関わるようにしましょう。

過度なSNS

これは私が親になってからしみじみと感じることです。独身の友達がSNSに熱中しているのはなんら問題はない。私たちは子どもを巻き込む立場になったからこそ、使い方には注意しなければいけないと感じている。

とあるママ友が、同じクラスの子たちを顔を隠さず載せていたことがあった。「許可もなしに勝手に!」と憤慨する保護者の方ばかりだったけど、そのママは「フォローし合っているママ友たちの子どもだし、鍵がかかっているアカウントだから顔を載せても問題ない」という認識だった。

結局周りの保護者は自分の子どもを載せられたくないから、写真に写りこんでしまう可能性があるイベント(運動会や夏祭り)のときは、そのママ友の子どもの近くに行かないように子どもたちに伝えている…。

写真や動画を多くの人に見てもらうことで優越感に浸る人、いいねを押してもらうことで自己の肯定に感じる人もいる一方で、不特定多数の人に見られる可能性、個人が特定されてしまう可能性を怖いと感じている親御さんは少なくない。

その怖さを懸念して最初からSNSやっていないママと、怖さに気付いていないSNS狂いとの間ではかなりの温度差があります。SNSやることが悪、という話ではなくて、ITリテラシーゼロのままの親はまずいぞってことです。

このほかにも「ちょっとこれは」と思った保護者さんの行動があれば、また追記していきますね。