はろー!結婚で人生の深みが増したと実感している嫁・ねまるです。
とは言っても、結婚生活を始めてすぐは、初めて出会った壁に少々戸惑ったこともありました。
義両親との距離感・関係の保ち方、彼氏から夫に変貌を遂げたパートナー、家事の分担、お互いの育児の役割、etc。どれも一筋縄ではいかないことばかりですが、年月が経てば経つほどうまく対応できるようになりました。そう思っているのは私だけではなく、夫もまた然りなのです。
結局はお互いの価値観が似ていたことが円滑で幸せな結婚生活を構築できているポイントの一つであったと感じています。
さて今回は、幸せな結婚生活を手に入れたい男性諸君に向けた記事!
今の彼女が結婚相手にふさわしいかどうかを見極めるのに効果的なアクション!
タイトルにもあるようにずばり「今すぐ彼女の実家へ行け!」です。
「彼女の実家だなんて、とてもじゃないが生半可な気持ちで行けない。」
「結婚を前提にしているようでプレッシャーがすごい。」
「付き合って日が浅いのにまだ早い。」
そう思う全ての彼氏たち、無理を承知で行ってきてほしい。行くリスクよりも得られるメリットのほうが圧倒的に大きいということを、この記事でお伝えしていきたいと思います。
行く前にすべきこと
- 彼女と家族との仲の良さを調べる
実家に行くのはメリットが多いと前述しましたが、この理論に則る彼女と則らない彼女がいます。その判断基準は「家族と仲がいいかどうか」です。家族と良好な関係を築いている女性は「実家の常識」に染まって育っています。すると彼女の結婚後の生活スタイルは自ずと無意識のうちに実家のスタイルと似ていくわけです。逆に家族と仲が悪いという彼女は、実家の環境を反面教師に生きている節があるので、実家へ行ってもあまり意味がないかもしれません。
ということでまずはあなたの彼女が家族と仲が良いのかどうかを分析する必要があります。普段の彼女との会話で家族のポジティブな話が出るなら仲が良いと言えるでしょう。彼女が家族と連絡を密にとっているかどうかも大変重要です。LINEのやり取りをしているようであれば仲が良いと言えるし、「〇〇家」というグループLINEが存在するようであればかなり良好な関係です。毎年年末年始やお盆を実家で過ごしていたり、お母さんと小一時間電話していたりするような女性も仲が良い。
また「お父さんは嫌いだけどお母さんは好き」という彼女の場合も、実家訪問の対象になります。だいたいの女性は家族が好きなので、余程のことがない限りは実家に行くと良いです。
私の分析によると、彼女自身のきょうだい構成が女性のみ、つまり「姉妹」であれば家族にべったりの傾向が強くなります。男兄弟がいる女性は、比較的さらっとした家族関係を築いていることが多いです。 - どういう理由で寄るか
「実家の分析をしたいから実家行かせて」なんて言い方は当たり前ですがだめですよ。何言ってんだこいつ、になります。
彼女の実家が近くだったら、デートの際に近くまで来たからちょっと寄って挨拶でもしていいかな?でいいでしょう。少しの滞在しかできなくても拾えるポイントはいくつもあります。玄関先での挨拶で終わってしまったら、セカンドチャンス、サードチャンスをうかがいましょう。(そんなにメンタル持ちますかね皆さん)
彼女の実家が遠方であれば、彼女の地元を旅行するがてら寄ってみるという流れをおすすめします。その場合は突然訪問すると親御さんもびっくりするかもしれないので、事前に長居するわけではないから気を遣わないでほしいと彼女に言って伝えてもらうようにしましょう。ご家族への配慮ができる男を装える、且つ、こちらとしては自然体の実家を見たいのであまり気張られて状況が変わってしまっては困るわけです。手土産は適当に用意しておきましょう。
ここで彼女の反応にも注目です。「私の家小さいから」「部屋散らかってるから」などが彼女の口から出てきたときは、それをコンプレックスに思っているということです。家の大きさを恥じていたり、自分はもっと掃除してほしいと思っているということです。何か言っていたら耳を傾けるようにしましょう。
実家で得られる情報
ここからは彼女の実家で得られる大変重要な情報をお伝えしていきます。
- 生活水準
一戸建てかアパートか、閑静な住宅街か団地か、何より彼女自身がこの実家に満足しているかどうかが大事なポイントです。おおむね満足しているようであればこの実家の水準が、彼女が生きていく水準の最低ラインになります。これを下回るとだいたいの彼女は不満に思います。逆にこの水準を保っていられるのであれば、文句は出ないということです。生活水準というものは上げることは容易でも、意図的に下げることはなかなか難しいので、ここで自分の思い描いていた水準とギャップがあるなら、この先彼女と生活をしていっても、どこかで違和感を感じることになるかもしれません。 - 食の傾向・好み
可能であればお家でご飯をごちそうしてもらいましょう。普段よりも少し気張ったお料理が並ぶかもしれません。お寿司などを注文されてしまうと判断が難しくなりますが「いつもここのお寿司」という言葉が聞けたら、食の水準が明らかになります。
お母さんの手作り料理が並んだとしたらラッキーです。小さなところで言えばサラダの種類は娘さんの作るサラダの種類にめちゃくちゃ影響します。ポテトサラダが出たら、間違いなく彼女もポテトサラダ派です。合わせ味噌のお味噌汁なら、彼女も合わせ味噌を使います。(話の規模が小さいですね。)
バランスよく出るようであれば、彼女もある程度はバランスに配慮した食事を心がけてくれるでしょう。もしお父さんが下戸であれば、彼女は旦那さんの飲酒に対して肯定的ではない妻になるかもしれません。両親が白米を食べずにおかずだけ食べる、というスタイルのご家庭もあるでしょう。すでにあなたの目の前でも彼女は白米を食べていないかもしれませんし、今食べていたとしてもそのうち食べなくなる可能性はかなり高いです。普段の彼女からは見つけられない食の基準が、実家で明らかになるかもしれません。 - その家独自のルール
会話の中でゲットできると嬉しいのがその家独自のルールです。「年末年始は親せきが一堂に会す」「年に一回海外旅行」「寝る前には家族で歌を歌う(森山良子さん・直太朗さんちスタイル)」など、事前に耳に入れておくとよいでしょう。親せきが集まるなどは、結婚後も強いられることになると思うので大変参考になる情報です。
お母さんからわかること
さらにチェックしてほしいのはお母さんのふるまいです。お母さんは娘の30年後の姿を映し出してくれています。母娘関係が良好なほど、どんどん似ていきますよ。
- 家事の割合、やり方
家事の割合が両親で分担されているのか、そうでないかはとても重要です。彼女のお父さんはずっと座ったまま、お母さんがずっと料理をサービングしているようであれば、彼女は料理に関してはほぼほぼ担ってくれるでしょう。彼女のお父さんが率先して動き回ってくれているようであれば、あなたも結婚してからはそのような動きを求められるかもしれません。 - 夫の扱い方
これは非常に重要です。旦那さんを立てる女性もいれば、旦那さんを空気のように扱ったり、意見を全く聞いてあげない女性もいます。お父さんの立ち位置をよく見てみてください。いずれはあなたも同じような立ち位置、扱いになるかもしれません。邪魔だからパチンコでも行っててと言われて同席すらさせてもらえない夫だっているくらいですからね。 - 主婦かどうか
彼女が主婦になろうが、働こうがそこにこだわりを持たないという男性は気にしなくていいです。嫁には絶対に働いてほしい!奥さんには家にいて家事全部をやってほしい!という強い信念がおありであれば、ここは大事なポイントです。
お母さんが主婦だと、娘も主婦になりたいと思う傾向が強くなります。逆に共働きのお母さんを持つ女性は、共働きを思い描いた人生プランを持つことが多いです。それが当たり前の環境で育ってきたのだから仕方のないことです。これは直接会わなくても彼女から情報を仕入れることも可能です。しれっと彼女にお母さんの職業を聞いてみましょう。
「お母さんは主婦だけど、私は働くよ」と言ってくれる女性、頼りになる素晴らしい女性だと思います。しかし育休を機に一気に戦意喪失して主婦コースを狙うという女性もいるので悪しからず。
私は大学時代に、「将来の夢は主婦」と語る友人がいましたが、彼女は「勉強をするために大学まで来たんじゃない。将来養ってくれるだけの財力を手にしそうな男を見つけに来た。だから私は大学受験を頑張った」と言っていました。なかなかの策士です。欲と夢に忠実で、ぶれない信念かっこいい。彼女は今主婦です。 - 趣味
さほど重要視するべきことではありませんが、お母さんの趣味がのちのちの彼女の趣味に反映されることも多くあります。裁縫やガーデニング、お菓子作りや食器集めなど、実家で見つかるお母さんのこだわりポイントを探してみましょう。たまにとてもお金のかかる趣味を持つマダムもいたりしますからね。
そしてこれは私の周りにだけ当てはまることなのかもしれませんが、お母さんが熱狂的なジャニーズファンだと、彼女もジャニーズのおっかけだったりします(笑)家族ぐるみでライブに行っていたりします。母娘の結託はすごい。さらに言えば彼女が将来娘を産んだら、間違いなく一緒にライブのDVDを見ながら過ごし、娘もまたジャニーズファンになります。
興味深い話で、私の周りは100%この理論が成り立っています。私がジャニーズにいまハマっていないのは、魅力に触れる機会がなかったからなのかもしれません。育った環境によっては私もジャニオタとして活動していた可能性もあるのです。ジャニーズの魅力!実に興味深いです。
総括
彼女の実家環境を見て、自分が思い描く理想の家庭像とほぼほぼ似通っている、違っていても受け入れられそうならOK。ちょっと疑問を持つ点があったなら、付き合っているうちに彼女にさりげなく聞いてみたほうがいいと思います。好きであれば寄り添う気持ちを大事にしてください。ここまでつらつらと書いてきましたが、彼女の意見を聞くことももちろん大事です。
また、自分自身が彼女の親と生理的に合わないと感じたならば、彼女との結婚は熟考に熟考を重ねる、程度によってはお別れする選択肢も考慮に入れなければなりません。
結婚して私が感じているのは「結婚は決して2人だけのことだけでなく、両方の家族も巻き込む」ということ。だから彼女が実家と仲が良ければよいほど、結婚後も彼女は実家に頼ったり、お母さんの意見を取り入れたりします。子育てに口を出すのは今じゃ男性側の親よりも、嫁側の親です。もし結婚生活に介入してきてほしくないようなご両親であったなら、このまますっぱり別れたほうが得策です。今ここで交際を終了させるのはかなりの神経の摩耗を生じますし、相手方の親に会ってしまったが故、後戻りできないような気がするかもしれません。しかし結婚するかどうか決めるのは自分だということを忘れないでください。手間がかかってでも、泣かれようとも、結婚してから後悔して離婚するよりは、遥かに遥かに楽なのです。
離婚率が右肩上がりの昨今ですが、私は家庭を持ってただの日常が色鮮やかになり、人生の深みが増したとつくづく実感している毎日です。これを読んでる男性たちにも、もちろん女性にも幸せな家庭を築いて、末永くその幸せが続いてくれることを祈っています。生涯の伴侶を選べるのは結婚前だけです。年齢的に急いでいるなどの理由がない限りは、じっくり相手を見定めて本当の幸せを掴んでくださいね。
まあ人の実家でこんなに分析頑張ってる男とは、私は結婚したくありませんけどね(笑)